空での決まりごとアレコレ!>【wether】味方?それとも天敵!風のについて考える

飛行場の滑走路は、原則としてその地でもっとも多い風向に沿
って作られている場合が多い。
それでも風は気圧配置などで影響されやすく、その風向は必ずし
も一定というわけにはいかない。

滑走路に対して正対する風向きであれば操縦も容易だが、これが
風になってくると一転して操縦の危険度は増してくる。
このため、各航空会社は独自の横風制限値を定めてその範囲で離
発着を行うことになっている。
横風制限値(クロスウィンドリミット)は天候による滑走路の条
件によっても変わってくるのだ。

また、横風ばかりでなく、時には上下に急速に変化する場合もあ
り、航空機が下から煽られたり、上から叩きつけられたりする場
合もある。

また、ガストと言って、風の息も突然変化することがある。
順調に風速5〜7ノット程度で吹いていたところでいきなり10ノッ
ト〜20ノット以上になったり、逆に強風から今度は無風になった
りすることもある。
観測で報じられるのは過去2分間の風向と風力の平均で、常にパ
イロットはその風の息を頭に置いておく事が重要になるのだ。

つづく・・・

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空での決まりごとアレコレ!

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