上空での衝突は何も航空機同士なかりとは限らない。
時には地表や山や海に異常に接近したりあるいは衝突するという
ことも考えられる。
そんなときに役に立つのがGPWSだ。
GPWSとはGround Proximity Warning Systemの略で対地接近警報装
置と呼ばれています。
GPWSは電波高度、上昇・下降での気圧の変化、フラップ角度、ILS
グライドスロープなどの情報などを利用してコンピューターが地
表に接近していると判断をしたときに警報が作動するといった装
置だ。
作動時の警報は5つある。
電波高度、大気速度に対して降下率が大きいと「SINK RATE」。
さらに降下率が大きくなると「WHOOP WHOOP PULL UP」の警報がで
る。
電波高度が急激に減少すると「TERRAIN」。
さらに減少が続くと「WHOOP WHOOP PULL UP」の警報になる。
離陸や着陸のやり直しで一定の高さに上昇するまでに下降すると
「DONT SINK」警報。
車輪やフラップが着陸位置にないまま電波高度が低くなるとでる注
意警報。
車輪を下げたままILSグライドスロープから大きく下回ると「GLIDE
SLOPE」警報。
それでも過去には、これらの警報自体が故障などと勘違いして装置を
無視したばかりに起きた事故があります。
最後は人間の手にすべてがかかっているのです。
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