空での決まりごとアレコレ！>【EMARGENCY】緊急事態の種類とトランスポンダー

民間航空機用のトランスポンダーはSSR（二次監視レーダー）を使
用して飛行中の航空機を識別するのに使われているもので、機側に
搭載されている応答装置をいいます。

トランスポンダーの４桁のコードによって、その緊急時態度が管制
などにわかるようになっています。
代表的なものはコード「7700」で、よく「スコーク77」という言い
方をします。
トランスポンダーをこの数字にセットした時点で、地上のすべての
レーダースコープに緊急事態を表す表示となって警報が作動するよ
うになっています。
「スコーク77」はいろいろな便利な使い方もありますが、防犯上こ
こではあえて紹介しません。
また、その他に代表的な「7500」「7600」があります。

それぞれ、「スコーク76」は無線機が故障している状態を表してい
て、「スコーク75」はハイジャックされたことを意味します。
また特殊なものとして、「スコーク00」というものがあります。
文字通りトランスポンダーを「0000」と表示させるのですが、これ
は軍用機からの要撃されていることを表しています。
実際に要撃されれば「スコーク00」を表示できるかどうかも怪しい
ものですね。

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